スタンガンを作った男

山本くん。スタンガンを作った男。小中学校時代の私の友人。今は疎遠になってしまったので現況は知らない。山本くんは天才的な頭脳の持ち主だ。テストでは常にトップの成績を維持し、塾でも全国ランキングに載るほどの者だった。天才である山本くんがなぜカスな私と友人をしていたのかわからない。私は学年でも下から数えた方が早いくらいのバカ。不釣り合いな友人関係だった。共通する部分はオタクであるということだけ。よくアニメの話やゲームをして遊んだ。

 

ある日、山本くんは私を家に招待し、あるものを見せてくれた。インスタントカメラに2本の電極が伸びたガジェット。私はそれがなにか分からず、尋ねたところ、あっさりと「スタンガン」と言った。いやいやいや、スタンガンてお前。サイコパスかよ。なんちゅうボケなんだ。

 

しかし山本くんは飄々としている。その目にウソはなかった。たじろぐ私。まさか本当にスタンガンなのか? 疑問に思っている私をよそに、山本くんは徐にスタンガンらしきものをイジり始めた。インスタントカメラのフラッシュ部分を上にグイっと押し上げた。スイッチなのだろうか。固唾を飲む私。そして伸びた2本の電極を合わせたところ、スタンガンらしきものはバチっと閃光を放った。

 

不敵に微笑む山本くん。再度バチっとガジェットを光らせた。これは本物だ。人生で初めてリアルで見た青白い電流に私は慄いた。イかれた頭脳を持っていることは知っていたがこんなものを開発するとは……。山本くんは満足げだった。私と友人たちは「マジかよ……」という表情を浮かべたまま硬直。

 

ようやく緊張が解け私は山本くんにスタンガンを製作した理由を尋ねた。すると「なんとなく」と述べるのみ。つかみどころがない。私にはそれ以上追求する知能がなかったので「そうなんだ」と答えるだけだった。その後一日中ゲームをして過ごしたが、スタンガンのことが気になり集中できなかった。山本家から帰ったあともスタンガンのことが頭を過ぎる。その日は眠れなかった。

 

翌日の山本くんはいつも通りに生活をしていた。普通に挨拶をし、真面目に授業を受け、友人とバカ話をしていた。山本くんにとってスタンガン程度のことは日常茶飯事なことなのだと私は悟った。もっとヤバい開発をしていたのかもしれない。

 

今となっては他にどんなヤバ開発をしていたかは謎だが、きっと今も山本くんはなにかしら度肝を抜くことをしていることだろう。あのどこかニヒルで不敵な微笑みを浮かべていてほしい。

メガネ

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これは私のメガネ。スケベなデザイン。購入して3日目くらいでハンドスピナーで傷を付けた。間近でハンドスピナーがくるくる回っているところを見ようとしたところ誤って擦った。バカだ。どうしようもない。親に買ってもらった手前「傷つけました」とは言えず「メガネの調子いいわ」としか言えなかった。傷つけた位置がちょうど右目の中心あたりなので視界が霞む。傷が邪魔して前が見えない。

 

傷つけてからどうでもよくなったのか、扱いがぞんざいになり普通に踏んづけたり蹴飛ばしたりしている。フレームなんてガタガタだし違和感ばかりの装着感。やだこれ。スケベだし。

 

なぜこのスケベメガネを購入したのか。よくわからない。メガネ屋に行って「これこれ」と、トントンと指しすぐに購入。安物のメガネだった。確か売り文句が「韓国で流行中!」といったもの。こんなのが韓国で流行っているのかあ。スケベだなあ。

 

サブカル臭さが漂うこのメガネを掛けるたびに嫌な気持ちになる。目が悪いばかりに呪縛に苦しめられスケベメガネを掛けるなんて……。地獄にメガネがあったらこんなデザインだと思う。

「自主休講」とか抜かすカス

授業も2週目。めんどくさいので早速サボった。普通に家でネットラジオを聞いていた。1回ぐらいサボっても影響ねえだろと思ってもレジュメがもらえないだけでかなりの不安要素。あとゼミが怖い。厳し目の教授なので生半可な論法はいとも簡単に貫かれる。毎週恐怖心を煽られるのでしんどいすわ。あと上級生多すぎて萎縮しちゃいますね。

 

サボっていいことなんてないのわかるし親の顔がチラつく。さらに毎日学校に行ったか聞かれるので毎回ウソをつくのが辛い。理性に反する行動はグッとくる。でもネットが楽しいのでね。申し訳ない。

 

自分がカスである自覚はある。鏡を見るまでもない。ただ自己憐憫はしない。サボった分だけ胸に罪を刻んでいる。

 

だから「自主休講」なんて言ってカッコつけてる奴らを全員やっつけたい。

 

こちらは命かけてサボってるんだ。あらゆるものを犠牲している。将来すらも捨てかねない。自主休講なんてダサいネーミングの言葉を提げて自信満々に話してんじゃねえ。そんな使い古された手垢まみれのクソワードを使うな。

 

だいたいそんなワード使う奴は全員クソ。美男美女だろうがクソ。「自主休講」を使う奴はだいたい後ろの方の席で踏ん反り返ってくっちゃべってるやつら。まあそんな奴らは2秒で殺せるから歯牙にも掛けないんだが、目の前の横切ると目障りなんで常に殺の衝動を抑え込んでいる。思わず殺人拳を出していけないから。

 

それでも奴らは我が物顔でキャンパスライフを謳歌してるんだからなあ。気が楽よ。そのチンケな髪型はなんだ? 理容師にアドバイスを受けて妥協した結果か? おい、オタク野郎。オメーのズボンはママが買ってきたのか。テメーのバックパックの缶バッジはなんだ。そのPCに貼られたステッカーはなんだ。ドスベっているぞ。群れているばかりに弱すぎる女性陣。群れてるだけで各々の体力はミジンコ級だから余裕で倒せる。マンドラゴラみたいにギャーギャーうるさいのが瑕である。こういうやつらは今すぐ成敗されなければならない。

 

これからは私が気にくわないと怒った事象を詳かに報告する所存。怨嗟の声で不穏な空気を流したる。同じキャンパスの学生の悪口なんていくらでも言えるがこれは温存していこう。機を見計らって随時更新したいと思います。

ゼミ

今日ゼミがあった。3回生のころ同じゼミだった人がいた。すわ院生になったのかと思ったが実際は単位が足りておらず卒業は見送りになったらしい。へえそれはまあアレですね。私は「へへへ」としか言えなかった。かくいう私も1年半も休んでいるのでヤバい。

 

さてゼミの話。私はライトノベルのことを再び研究したいと申したところ「この前と言ってること違うじゃん」と驚かれた。この前とは私が開講前にゼミの教授と会って写真にハマってるという話をしたときのこと。いやいや写真はあくまで趣味。それを仕事の関連づけたいとは言いましたが研究したいとは言ってないんですよ。

 

実は写真のことも研究しようとはしていたのだが、CiNiiに合致するような論文がなくてライトノベル研究にしたという旨を述べたところ「CiNiiになかったからといって研究しないのは愚か」的なことを言われて、私撃沈しましたの。とても恥ずかったですわ。

 

そのあとは今後の授業の進め方を決めたり教授のお話をうんうんと頷いて聞いたりしてゼミは終わった。正直とても疲れて若干の後悔を感じたがやると決めたからにはやらなきゃね。

カレー

ここのところ毎日カレーを食べている。京都に下宿を始めてから毎日食べているので2週間は毎日カレーを食べている。スパイスを自分なりに調合して作る。「ルー」というヌルゲー要素は排除して己の勘のみを信じるのだ。そしたらできあがるぞ、微妙なカレーが。

 

私のカレーは微妙なのだ。カレー味なのかと自分で疑問に思うくらいカレーらしくない。なんかよくわかんないスパイスの風味(しかも苦い)が香ってきて「?」となる。まだスパイスの特徴やら区別が付いていないので適当に混ぜてるのがいけないのだろうか。適当とは言ってもちゃんとスプーンで計ってますがな。だいたい10ぐらいスパイスがあるんだが、それぞれ大さじ1ぐらいの割合で混ぜている。クミンとコリアンダーターメリックは多めに入れている。ネットにそれらを混ぜると良いと書いてあったので。

 

それでスパイスを混ぜるわけだが、色が微妙。想像のカレーは濃い茶色をしている。これは実家のカレーが毎回濃い茶色だからそれがイメージとして定着しているのだろう。しかし実際できあがるのは黄色っぽいカレー。スパイスの調合を変えても黄色になる。なにこれ。

 

トマトを混ぜたり赤ワインを混ぜたりしてもいつも黄色。味も微妙。いい加減嫌になってくる。海外のレシピ見ても英語がわからない。日本のサイトはインド式じゃないので参考にならない。そもそも日本のカレーレシピはルーに頼りきりなのでいまいち達成感が掴めない。

 

もはや私のカレーはカレーではない。カレーのようなもの。嗚呼、どうすればいいんだ。苦いカレーはもう嫌だ。カレーの神さまどうか助けておくんなまし。スパイスの調合が悪いのか味付けが悪いのかこれはもう判然としません。だから助けて〜。神に誓うくらいカレーを上手に作りたい。

 

簡単にカレーを諦められないのには理由がある。全ての始まりは『バーフバリ』のおかげだ。このブログでもたびたび登場する宇宙規模の映画である。この映画にはカレーは一切出てこないが、なぜかインド料理に目覚めた。週1でインド料理屋を探してカレーを食べている。うまい。うますぎる。私のクソカレーとは一線を画すスパイスの扱い方に味付けの妙。私もこんなカレーを作りたい! と思いカレー作りを始めた。いつかインドに行って現地の人しか知らないようなモノホンのカレーを食したい。それまでカレーの夢を諦めることはできない。

 

もはや単位よりカレーである。カレー道を極めつつ卒業できればいいなあ。

強メンタルの女

そろそろ試練がやってくるなあと不安を胸に15分掛けて学校に行く。勉強を1年半全くしていなかったのでいきなりレポートとか困るが、これは全員同じ条件なので逆らえないし復学を選択した自分の責任。なんとかして乗り越えたいもの。それで授業に向かうわけだけど思わぬ障壁が存在する。いきなり試される展開に慄くしかない。

 

今日もいました。奴らが。強メンタルの女たち。

 

授業の始まる直前にやってくる。4人以上の編成でやってくることが多い。今日は5人編成ときた。しかもだいたいドブスなんだよな。今日はボスキャラとしてペロペロキャンディを舐めながらきた強者がいた。

 

こちらはまともに授業受けたいのに(後がなくてヤバいから)へらへらしておしゃべりしてらあ。スマホ片手に四方八方とぺちゃくちゃお話ときた。もちろん講師から注意を受けて一瞬静かになるが2秒後にはピーチクパーチクうるせえの。

 

もうね、私キレました。こちらはメンタルが弱に設定されているので直接注意することは叶わないけど、キレましたの。ふつふつと怒りが湧いてくるもんだから授業どころじゃなかった。1年半ぶりの久々の授業でこんなにメンタルを試されるとは。睨む程度のことしかできないが一矢を報いたつもりになっている。

 

結局、静かになることなく強メンドブスたちは90分間お話タイムだった。許せないのは後ろの席じゃなくて前の席でおしゃべりしてること。後ろの席でおしゃべりするのはわかる。油断しちゃうからね。でも前の席でしゃべるな。周りが許さないだろ。前の席は比較的真面目なやつが多いんだから。彼らが怒ったらTwitterに悪口を書かれるぞ。それでいいのか。

 

まあドブスを気にしていられるほど悠長にしてられないのであまりドブスのことは扱いたくないが許せないほど怒った時はブログに書いて溜飲を下げてやる。強メンドブスのなにもかもが嫌いなので見かけたらすぐに投稿する次第。よろしくお願いします。

クソ

学校も本格的に始まりいよいよ私も本気を出そうかというところで出鼻を挫かれました。こちとら授業を真面目に受けないと人生がヤバいのに他の学生は浮かれに浮かれている。そんな人たちは私の緊迫感を知る由もない。まあ、端的に言うと教室がうるさいんですわ。

 

私ね、1年半も休学してメンタルをそこそこ鍛えられたと思ったのにちっとも成長していない。やはり周囲の学生が目に付く。とあるドブスはクソみたいなベレー帽を被って脱がずに一丁前に鎮座している。そんでペチャクチャしゃべるもんだから耳も目もクソベレーに犯された。最悪な気分だね。あと荷物が全然ない革ジャンのお前。ドスベっている。ていうか授業も始まって早々教室抜け出してんじゃねえよ。しかも前の扉から。失礼だろ。それで後ろの席で注意されても延々話してる強メンタルの女。なんでそんな堂々としてられるの? しかも自信満々な顔をしている。怖い。怖すぎる。その心意気。

 

私は別に真面目な人間などではなく不真面目にステータスを振っている。だから「お前もクソの一員なんだよ」とか言われてもうんうんと納得するわけだ。クソ中のクソであることは百も承知。多分単位数で言ったら私普通に負けてると思う。友だちもいないし効率も悪い人間なので彼らのことは悪く言えない。しかしカスほど人をナメるので私は心底彼らのことを馬鹿にしている。自分の人生の壁だとも思っている。不器用な人間故に彼らをスルーできない。心のどこかで常に引っ掛かっている。辛い。

 

なにはともあれそんなクソのカオスに囲まれてメンタルを鍛えられれば一番の収穫である。あとはゼミで個人研究でなにかを達成すること。それ以外に学校での楽しみはほとんどない。学校が始まる前は部活とかサークルとかに入ってみようかと思ったが中学の時の部活が彷彿されて嫌になってやめた。だから今の楽しみはインターネットとゼミ。学校にもほとんどインターネットをしに行ってるようなもの。前述の私がクソだと思っている学生より悪い生活をしている。自分が最上のクソであることを胸にがんばっていこう。そうすればなにかしら得られるかな。